よくあるご質問
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インプラント全般
インプラント治療について、多く寄せられるご質問と、当院からの回答をご案内いたします。
インプラント治療をしたいと考えていますが、どんな歯科医院を選べばいいか迷っています。
インプラントは、歯科医師によって技術の差が出る治療です。インプラント治療を専門的に行なえる歯科医師が手術した場合は、ほとんど問題なく噛めます。入れ歯を何度も作り直したのに、うまく合わなくて困っていた方が、インプラントにしたおかげでとてもよく噛めるようになり、弱っていた体が元気になった、ということもあります。
年間どのくらいの数のインプラント治療を行っているかを、歯科医師に聞いていただくと、良い判断基準になると思います。
インプラントとは歯がどのような状態になったときに適した治療ですか?
歯を失ったとき、永久歯が生えてこなかったときなど、歯が無い箇所のある場合が対象の治療です。
歯が1本無い場合から全ての歯が無い場合まで、あらゆるケースに対応しています。入れ歯の使用感が苦痛な方に、特に喜ばれている治療法です。
インプラントは安全な治療でしょうか?
研究と技術が進歩し、現在のインプラント治療は安全性と予知性の高いものになっています。
適切に治療を行なえるドクターのもとで、注意事項を守って受けていただければ、ほぼ問題はありません。
インプラント処置の前に歯周病などの治療を完了させ、術後も正しい自己ケアと定期メンテナンスを続けることが、インプラントの成功につながります。
インプラント治療に、リスクはありますか?
一般的にインプラント治療は、抜歯程度の負担であるとされ、とくに危険を伴うものではありません。
外科手術のある治療なので、もちろん全くリスクが無いわけではありませんが、きちんと管理した上であれば、ご心配される必要はありません。
当院では術前の検査でCTなどにより口腔内のリスクの有無を丁寧に確認し、切開や埋入といった手術の際には、マイクロスコープやルーペを使って、細心の注意を払って処置を行ないます。
顎の骨にチタンを埋め込むことに問題はありませんか?
チタンは生体親和性が高い金属で、優れた耐食性を持っています。アレルギーの原因にもなりにくい金属です。
人体に異物と認識されないため、いったん骨と結合すると、体の一部として体内に存在します。
インプラント治療を受けられる年齢に制限はありますか?
年齢制限はありません。80歳以降の方にも治療を受けていただいております。
閉経後の女性は骨が軟らかいので、インプラントを設置してから噛めるようになるまで、できるだけ長く養生期間を設けるようにしています。
インプラントはどのくらいもちますか?
治療後20年以上もっているという報告もあるようです。
しかしそのためには、日常的なケアと定期的なメンテナンスが重要で、患者さまのご協力が不可欠です。
当院では治療後もしっかりとメンテナンスをさせていただき、インプラントを長持ちさせるよう努力しています。
インプラント手術・治療内容について
インプラント手術中の痛みが心配です。
当院では手術に必要な麻酔の注射をする前に、まず粘膜に麻酔薬を塗布します。これにより針を刺す痛みを抑え、そのうえで局所麻酔をします。
そのため手術中はもちろん、麻酔をする際にも痛みをほとんど感じることがありません。
手術に対する恐怖心が強い場合には、さらに静脈鎮静法で気持ちをリラックスさせ、意識や感覚を鈍らせて手術を行ないます。
まるでうとうと眠っているかのような感覚のまま治療を受けることができます。体験された患者さまは手術のことを覚えていないというほどで、治療が楽に受けられると好評です。
手術の所要時間を教えてください。
1回の手術で埋入するインプラントの本数にもよりますが、通常は2時間程度です。
治療期間はどのくらいかかりますか?
インプラントの埋入手術後、骨とインプラントが結合するのを待つ期間が、通常3ヵ月~半年程度必要です。それから上部構造(人工歯)を取り付ける手術を行ないます。
また、骨を増やす処置が必要な症例の場合は、骨の状態が整うまで数ヵ月~半年程度の期間が手術前に必要となります。
入院する必要はありますか?
インプラント治療に入院の必要はありません。部位に関わらず、その日のうちにご帰宅していただけます。手術当日は、軟らかいものであれば食べられますし、短時間ならシャワーを浴びることも可能です。
特殊なインプラント治療
難しい症例はありますか?
紹介などで当院を訪れる患者さまの大半が、インプラント難症例です。
日本人はもともと顎骨が細いので、歯周病や歯根の病気を長く患った後に抜歯すると、その周囲の骨が溶けて無くなっている場合が多く見られます。インプラントを支える骨が無い難症例です。
インプラントが難しい症例では、どんな治療法がありますか?
前述の通り、顎骨が足りない患者さまの場合、当院では主に骨の移植を行ない、インプラントを支えるための骨を作っています。
少量の顎骨を作るのであれば、患者さま自身の骨の移植で済みますが、著しく骨が溶けてしまっている場合には、人工骨の移植が必要になることもあります。
顎骨を作る際の人工骨はどこから取ってくるのですか?
インプラントを植立する周囲から特殊な器具で掻きとります。それでも足りない場合は、骨や歯の主成分であるアパタイトを移植します。
以前は入院していただき腰の骨を採取していましたが、アパタイト移植には入院の必要がなく骨が再生しやすいため、現在はアパタイトを利用しております。
移植したアパタイトは、1~2年でご自身の骨に置換します。
手術後はどれぐらい腫れますか?
腫れの程度は、手術内容によって違うのではっきりとはいえませんが、周囲の人に「かなり腫れている」と気づかれてしまうほど腫れることは少ないようです。
インプラント治療後
インプラント治療をすると、どの程度噛めるようになりますか?
天然の歯と同等、場合によってはそれ以上の強さで噛めるようになるといわれています。
ただし、しっかり骨と結合するまでは、硬すぎる物を噛まないよう、気を付ける必要があります。
インプラント治療後、噛めるようになるにはどのくらい時間がかかりますか?
インプラントの埋入手術後、骨とインプラントが結合するのを待って、上部構造(人工歯)をセットする手術を行ないます。早ければ4ヵ月ほどで、この2次手術まで終えることができます。
インプラントの費用について
インプラント治療をしたいと考えています。1本治療するのに費用はいくらかかりますか?
インプラントよりもブリッジの方が安いですか?
例えば歯を1本失ってインプラントを埋入する場合、種類によって変わってはきますが、当院の平均では36~40万ぐらいかかります。
これに対しブリッジでは、無くなった両隣の歯を土台にするので、基本的に3本分の歯が必要になります。
白くきれいで土台の歯にピッタリと合う自費診療のブリッジを作ると、当院の平均では1本あたり10~12万円かかるので、3本分だとインプラントと費用はほとんど変りません。
歯科費用は医療費控除の対象になりますか?
インプラントや矯正、虫歯治療など歯科治療にかかった費用は、保険診療・自費診療ともに、医療費控除の対象です。
ただし、見た目をよくするためのホワイトニングなどの治療費用は対象外となります。
詳しくは国税庁の医療費控除に関するページをご参照ください。